ストレス 蕁 麻疹 と は。 疲労やストレス……じんましんの意外な原因に迫る

by Kracie

ストレス 蕁 麻疹 と は

名前の由来 [ ] 人が(蕁麻)の葉に触れると痒みを伴う発疹が出現するためこの名前がついた。 なお、尋常性の「尋」と蕁麻疹の「蕁」は混同されやすい。 英語での Hives も語源はイラクサを意味するである。 症状 [ ] 皮膚の灼熱感・かゆみを伴う発疹が生じる。 数分〜数時間で消退するが、発作的に反復して発疹が起こる。 発疹の特徴として、軽度の膨らみをもった「みみず腫れ」を特徴とし、医学用語では 膨疹(ぼうしん)と表現する。 気道内にも浮腫を生じることがあり、この場合、呼吸困難を併発し、死亡することもある。 病態生理 [ ] 皮膚の血管や血管の周囲には、(好塩基性の細胞)が散在しており、この肥満細胞の中にという成分が多数含まれている。 何らかの原因で、肥満細胞がヒスタミンを分泌する。 それにより、ヒスタミンが血管に働いて、血管を拡張させるとともに、血管の透過性が亢進し血管外への血漿成分の漏出を起こさせる。 そして、皮膚の真皮内に流出した血漿蛋白が真皮の組織間隙圧によって抑制され、限局した浮腫になるが、それが膨疹という表現形になる。 さらに、ヒスタミンは皮膚の神経を直接的に刺激し掻痒を誘発させる。 急性の蕁麻疹は特に子供で、食物、医薬品、ウイルス感染のような特定可能な原因がある可能性が高い。 慢性の場合は特定が困難なことがある。 アレルギー性蕁麻疹 [ ] 抗生物質によるアレルギー性蕁麻疹 I型に起因すると考えられている。 IgEと呼ばれる抗体が肥満細胞に付着しており、抗原がその抗体に付着すると肥満細胞が活性化し中に蓄えられていたヒスタミンを大量に放出して症状を引き起こす。 抗原被曝から30分以内には症状が出る。 ヒスタミンの放出は15分程度であり、通常はすぐに治まる。 しかし、繰り返しの抗原被曝により肥満細胞が活発になり皮疹の出現・消腿が1ヶ月以上も続くことがあり、その場合、慢性蕁麻疹ということになる。 なお、(かぶれ)でみられるは、 IV型であり、機序が異なる。 経過による分類 発疹の出没が1ヶ月以内のものを「急性蕁麻疹」、1ヶ月以上のものを「慢性蕁麻疹」と分類することがあるが、分類する意義がないという意見もある。 原因による分類 食物性蕁麻疹 [ ] 原因食物を摂取してから30分以内に起こるのが通常である。 アレルギー性蕁麻疹の一つ。 などの生魚が多いが、古くなるとすぐ醗酵してヒスタミン性の物質を作るためとされている。 また、その食物そのものに対してアレルギー反応がないが、消化器官で代謝された代謝産物に対してアレルギー反応をもっている場合も多い。 食べ過ぎ・飲みすぎ・風邪による感染性胃腸炎などがあると、体にとって異物とみなされる不純物(抗原物質)が吸収され蕁麻疹が生じやすくなるということもあり、アレルギー反応だけでなく、何らかのプラスアルファの要因が加わって生じることも多いと考えられる。 薬剤性蕁麻疹 [ ] 薬剤によるアレルギーである。 薬剤摂取後30分以内に起こるのが通常。 抗生剤・NSAIDの頻度が高い。 2〜3年以上続く慢性蕁麻疹の中には、や内臓疾患を合併していることがある。 非アレルギー性蕁麻疹 [ ] みみず腫れ(機械刺激による物理性蕁麻疹) アレルギー性の反応はないが、何らかの刺激でヒスタミンが肥満細胞から分泌されたり、神経末端よりアセチルコリンなどの物質が分泌され、それより血管透過性が亢進して症状が出るものなどがある。 その一方で、原因機序が確定していないため非アレルギー性と扱っているものも含まれる。 なお、アレルギー性と異なりヒスタミンなどの放出が長かったりして、すぐに治まるとは限らない。 原因による分類 物理性蕁麻疹 [ ] 機械刺激・温度・圧迫・汗・運動などで誘発される場合がある。 寒冷により生じる 寒冷蕁麻疹もこの一つで、冷たい飲み物(ビール、ジュース、水)を一気に飲むと咽頭や喉頭に浮腫を生じ呼吸困難になりやすい。 みみず腫れは接触による膨疹が線上に配列し融合することで生じる。 日光蕁麻疹 [ ] 日光被曝により起こる蕁麻疹。 膨疹は日光の当たった皮膚に限局して現れ、日光を避けると1〜2時間くらいで痕跡を残さず消えていくのが特徴である。 波長の違いで6型に分類されている。 光のエネルギーにより皮膚の成分が修飾されて構造が変化し、それが抗原となって即時型アレルギー反応が成立するという意見もあり、アレルギーの関与はまだ完全には否定できていない。 なお、似た症状をもつ疾患としてがあり鑑別が必要である。 多形日光疹は日光照射後数時間してから発疹が現れ、発疹が数日間持続するという違いがあるので、その臨床経過で鑑別が可能である。 コリン性蕁麻疹 [ ] 発汗刺激により生じる場合が多いが、ストレスや不安や興奮など、生じる原因は数多くある。 膨疹とその周囲に紅斑を伴うという特徴的な発疹を生じる。 痒いというより痛痒さを訴える人が多く、激痛であるという人さえいる。 一過性であり、をかくたびに生じる。 発生機序はまだ確定されていないが、一つの説として、発汗刺激因子により中脳の発熱中枢が刺激され、コリン性神経を介して皮膚の神経末端でが分泌され膨疹が生じるというものがある。 また、 心因性蕁麻疹といってストレスが原因によるものがあるが、その蕁麻疹が起こる原因の多くはアセチルコリンが関与していることが最近、分かってきた。 遺伝性の蕁麻疹 [ ]• CINCA症候群(chronic infantile neurological articular syndrome) 生後に発症。 皮疹・中枢神経症状・関節症状を3主徴とする。 Muckle-Wells症候群 蕁麻疹と腹痛が1〜2日続き、それを周期的に繰り返すのが特徴。 家族性寒冷蕁麻疹 生後〜10歳位までに発症。 寒冷によって誘発され、発熱・関節痛を伴う発疹の出現がある。 1日以内には消褪する。 診断 [ ] と区別されることは重要であり、その他の原因が除外された後に蕁麻疹の診断が残る。 診断は既往歴と検査によってなされる。 検査 [ ] 診断するための検査 [ ] 赤色皮膚描記症という症状があり、皮膚を擦過すると赤く膨隆する。 では白色になる(白色皮膚描記症)ので対照的である。 湿疹との鑑別は経過から明らかであるが、形態学からも鑑別ができる。 湿疹は湿疹の三角形で示されたとおり多様な形態をとりうるがその中に膨疹は含まれていない。 よって膨疹を見つけることで湿疹を除外できる。 しかし膨疹がない蕁麻疹もありえる。 原因を調べるための検査 [ ] 血液検査で特異的IgEを調べる。 RAST法とも呼ばれる(それに対して、総IgEはRIST法と呼ばれる)。 ヒスタミン遊離試験が血液検査で調べられる。 血液に原因と思われる物質を注入し、アレルギーの原因となるヒスタミンが増加するかを見る検査である。 費用がかかる。 皮内テスト、プリックテストなどがある。 原因と思われる物質を皮内・皮下等に注入してアレルギー反応が誘発するか、を調べる試験である。 しかし、テストが原因で症状を誘発することもある。 誘発試験があるが、ショックの危険があるため慎重に行う。 寒冷蕁麻疹を例にあげる。 洗面器に水を入れ、片方の手を水の中に入れ、他方は外に出しておく。 10分後コントロールに比べ水の中に入れた手に紅班・膨疹・掻痒が出現すれば寒冷蕁麻疹と診断できる。 治療 [ ] が基本となり、特に鎮静作用(眠気など)の低いから開始され、これは国際、日本、欧米のガイドラインに共通する。 また共通して、特定可能な蕁麻疹のきっかけがあればそれを避けることで、 NSAID を使用することで3分の1の人々の症状を悪化させることも避けられる。 無効であれば第二世代抗ヒスタミン薬を増量することもできる。 さらには、別の第二世代抗ヒスタミン薬や別の薬を使用する。 日本のガイドラインは、や抗ロイコトリエン薬を推奨しているが 、国際的なガイドラインはこれらの使用を推奨していない。 最終段階の治療として、 ()、、内服のステロイドがあるが、長期的な副作用や副作用の発生率から、この順に考えることが必要となる。 オマリズマブのほうがシクロスポリンより副作用の発生率が少なく、ステロイドでは長期使用に懸念がある。 急性期 [ ] を使用するのが一般的。 血圧低下などのショック症状があれば、(商品名)の注射が奏功する。 呼吸困難を合併していれば、気管挿管などの気道確保が必要である。 発疹が強い場合、が奏功することがある。 一般に「キョウミノ」と略され頻繁に使われる 日本でのみ。 慢性期 [ ] 抗ヒスタミン薬を使用するのが一般的。 漢方としては、(さいこかりゅうこつぼれいとう)・(さんそうにんとう)・(じゅうみはいどくとう)がよく使われる。 慢性合併の場合除菌療法、慢性合併の場合扁桃摘手術を施行すると、蕁麻疹も治癒することがあり、行われることもある。 と同様の機序が考えられている。 有効性 [ ] 寒冷蕁麻疹では、鎮静作用の少ない第二世代抗ヒスタミン薬でも有効であるため副作用は弱い。 (抗ヒスタミン薬)の鎮静作用は、ほかの第二世代抗ヒスタミンと同等である。 第一世代抗ヒスタミン薬でも慢性的な蕁麻疹に有効である。 妊婦における第一世代抗ヒスタミン薬の使用は胎児の予後にリスクをもたらしていなかった。 慢性的に自然発症する蕁麻疹では、寄生虫駆除によって治療できることがある。 はアレルギー疾患に関与すると考えられ、慢性の蕁麻疹人では血中ビタミンDが有意に低く、週60,000 IUなど高用量に摂取した場合に症状が改善された。 ただし、慢性蕁麻疹の頻度は非常に少ない。 血管浮腫 [ ] 蕁麻疹の一種に 血管浮腫( クインケ浮腫とも)と呼ばれる病態がある。 蕁麻疹と同様に皮膚の毛細血管の拡張と透過性の亢進によりおこる。 蕁麻疹との違いは蕁麻疹が皮膚の表層で起こるのに対して、血管浮腫は深在性に起こるということである。 死因はおもに喉頭浮腫による窒息死である。 日本、欧米の治療ガイドラインにて蕁麻疹の定義は、血管浮腫を含む。 蕁麻疹の4割が血管浮腫を伴う。 症状 [ ] 真皮深層や皮下組織など深いところでを起こし、一過性限局性の浮腫が生じることがあり、血管浮腫と言われる。 特に口唇やまぶたに生じるのが典型的。 蕁麻疹とは異なり、掻痒はなく、出現すると3〜4日続くのが特徴。 まれに、腸管にも浮腫を生じることがあり、その場合、消化器症状を伴う。 気道内にも浮腫を生じることがあり、この場合、呼吸困難を併発し、死ぬこともある。 原因 [ ] 降圧剤のが原因のことがある。 ACE阻害薬によりブラジキニンの産生が生じ、それが血管透過性の亢進を招くのが原因である。 また、近年、でも生じる例も多く、注目されている。 そのほか、遺伝性もあり、HAE(遺伝性血管浮腫)と呼ばれる。 第一成分阻害因子(C1-INH)の先天的欠損や凝固の先天異常などである。 この場合は補体の過剰な活性化により血中補体価の低下がおこる。 治療 [ ] 抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬を使用するのが一般的。 ステロイド内服薬も使用することも多い。 外用剤は、ステロイド外用剤が使用される。 血管浮腫に対しては、の産生を抑制するためを使用することがある。 呼吸困難を合併していれば、気管挿管などの気道確保が必要である。 特異的なアレルギーをする病態 [ ] この項目では、蕁麻疹を伴うアレルギー反応のうち、特異的な病態を示すものを羅列している。 FDEIA• OAS 出典 [ ]• , p. 2504. Kudryavtseva AV, Neskorodova KA, Staubach P August 2018. Pediatr Allergy Immunol. Curr Allergy Asthma Rep 7 : 36. , p. 2513. Weinstein ME, Wolff AH, Bielory L June 2010. Ann. Allergy Asthma Immunol. 6 : 518—22. Snidvongs K, Seresirikachorn K, Khattiyawittayakun L, Chitsuthipakorn W February 2017. Drugs 2 : 175—186. Sharma M, Bennett C, Carter B, Cohen SN October 2015. Acad. Dermatol. 4 : 710—716. Etwel F, Faught LH, Rieder MJ, Koren G February 2017. Drug Saf 2 : 121—132. Kolkhir P, Balakirski G, Merk HF, Olisova O, Maurer M March 2016. Allergy 3 : 308—22. Tuchinda P, Kulthanan K, Chularojanamontri L, Arunkajohnsak S, Sriussadaporn S 2018. Clin Transl Allergy: 51. 参考文献 [ ]• 日本皮膚科学会蕁麻疹診療ガイドライン改定委員会「」『日本皮膚科学会雑誌』第128巻第12号、2018年、 2503-2624頁、 :、。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。

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首の蕁麻疹はストレスが原因?痒くない時は?対処法と注意点!

ストレス 蕁 麻疹 と は

特定の刺激(食物などのアレルギー反応として起こる場合や、圧迫などの物理的刺激、発汗など)が原因・誘因となるじんましんと、直接的な 原因がはっきりわからないじんましんがあります。 1度だけ症状が出たり数日内で治まる 「急性じんましん」と、原因が特定できず、1か月半以上、皮疹が出たり消えたりが続く 「慢性じんましん」と呼ばれるタイプがあり、後者は数か月~数年にわたって続くこともあります。 じんましんを起こしやすくしたり悪化させたりする因子として、 ストレスや 疲労、 体調不良、かぜなどの 感染症、 月経などがあげられます。 人から人へ うつることはありません。 甲状腺疾患や膠原病などの 病気が原因で現れるじんましんもあります。 この場合、医療機関での精査が必要です。 <じんましんの原因・誘因の例> 食物 魚介類(サバ、エビ、カニなど)、卵・乳製品(鶏卵、牛乳、チーズなど)、肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など)、穀類・野菜(大豆、小麦、蕎麦など) 食品添加物 人工色素、防腐剤(パラベンなど) 薬剤 抗生物質、非ステロイド性消炎鎮痛薬(アスピリンなど)、せき止めなど 植物・昆虫 イラクサ、ゴム、ハチ など(触れる・刺される) 感染症 寄生虫、真菌(カビ類)、細菌、ウイルス 物理的な刺激 下着などによる摩擦や圧迫、こすれ、寒冷・温熱刺激、日光など その他 運動や発汗(特定の食品や体質などと組み合わさって原因となる) 内臓・全身の病気(甲状腺疾患、ウイルス性肝炎、膠原病など) 疲労・ストレス(身体的・精神的なもの) どんな症状? 特定の食品で起こる場合は、その 食品を避けるようにします。 摩擦や圧迫などの刺激で繰り返し出る場合にも、それを 避けるようにします。 患部を 冷やしたり、市販の かゆみ止めを利用することはかゆみの軽減に役立ちます(ただし寒冷刺激でじんましんが出る場合には、悪化するため冷やさないでください)。 じんましん自体の治療には、 抗ヒスタミン薬や 抗アレルギー薬の内服が有効です。 医療機関(皮膚科)を受診し、医師に相談しましょう。 じんましん以外に、意識の低下や呼吸困難など複数の症状が現れた場合には、 アナフィラキシーショックと呼ばれる重篤なショック症状の可能性があるため、早急に受診が必要です。 コラム 食事+運動でじんましん?! 「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」とは? 特定の食物を摂取した 2~3 時間以内に運動をしたときにだけ現れる、 特殊なアナフィラキシー反応のことです。 じんましんなどの皮膚症状を伴うことが多く、日本では、 小麦や エビ、 カニなどが原因食物として多く報告されていますが、たとえそれらを食べても、運動をしなければ症状は起こりません。 「特定の食物+運動」が組み合わさったときにのみ起こります。 運動する機会の多い 10歳代の子どもに多くみられますが、まだ一般には十分に知られていない病気でもあります。 食事のあとに体を動かすと調子が悪くなる(咳が出たり、息が苦しくなる、じんましんが出る、など)場合には、この病気を疑ってみる必要があるかもしれません。 重症になると、血圧低下などが起こり命にかかわる場合もあるため、医療機関(皮膚科や小児科など)に相談し、 原因食物の探索や 運動前の摂取を避けるなどの対策を講じることが大切です。

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ストレスが原因のじんましん、治し方は?「心因性蕁麻疹」の症状と対処法

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心因性蕁麻疹 心因性蕁麻疹とは、読んで字のごとく、心が原因となってあらわれる蕁麻疹のことです。 ストレスとなる特定の物事や人が原因で蕁麻疹が起こるのですが、その発生機序は明らかになっていません。 心因性蕁麻疹の対処法 心因性蕁麻疹は、一般的な蕁麻疹の対処法では症状の改善が見込めません。 一時的な症状の緩和はできたとしても、原因となるストレスを突き止め、それを排除しないことには治ることはありません。 この際のストレスは、精神的なものばかりではなく病気によって体に負担がかかっていることのストレスも含まれます。 皮膚科のみで原因が探れない場合には、どこか体に悪い箇所はないのか全身を検査してもらう必要があるかもしれません。 また、明らかに心理的なストレスによる場合には、精神科や心療内科などを受診するのが良いでしょう。 機械的蕁麻疹 機械性蕁麻疹とは、皮膚の圧迫や直接的な刺激によるものを原因として発症する蕁麻疹のことを言います。 機械的蕁麻疹は、皮膚の刺激が肥満細胞に伝わることで免疫機能が働き、痒みの元となるヒスタミンが放出されるため起こります。 機械的蕁麻疹の対処法 機械的蕁麻疹は、放置していても数分から長くても数時間で症状が治まります。 その為特段治療を受ける必要はありませんが、痒みが強く我慢が出来ない時には無理をせず皮膚科を受診しましょう。 機械的蕁麻疹を予防するためには、きつい下着や服の着用をやめ、ベルトなどでも皮膚を締め付けすぎないように注意するのが効果的です。 アレルギー蕁麻疹 アレルギー蕁麻疹は、アレルギーを引き起こす物を食べたり触れたりすることで起こる蕁麻疹です。 アレルギー蕁麻疹の元となるアレルゲンには様々なものがあり、アレルギー蕁麻疹が疑われる場合には原因物質の解明が必要となります。 原因物質が解らないままにアレルギー蕁麻疹を繰り返すと、回数を重ねるごとに症状は悪化し、最悪アナフィラキシーを引き起こし命に危険が及ぶこともあります。 アレルギー蕁麻疹の対処法 アレルギー蕁麻疹かもしれないと思ったら、まずは皮膚科を受診し、アレルギー物質の特定を行います。 アレルゲンが特定出来たら、その物質を回避・除去するように努めましょう。 アレルギー症状には、内服薬として抗ヒスタミン剤が、外用薬としてステロイド剤が用いられることがあります。 寒冷蕁麻疹 読んで字のごとく、皮膚が寒く冷たいと感じることで起こる蕁麻疹です。 冬場に特に起こりやすい蕁麻疹で、急激な温度変化によって皮膚が刺激を受け、皮膚にかゆみを引き起こします。 寒冷蕁麻疹の対処法 一般的に蕁麻疹の痒みには患部を冷やすことが推奨されますが、寒冷蕁麻疹の場合には冷やすことで症状が悪化してしまいます。 その為、寒冷蕁麻疹かもしれないと感じた時には痒みのある部分を温めるようにしましょう。 但し、急激に温めるのではなく自然にゆっくりと温めるようにして下さい。 温熱蕁麻疹 温熱蕁麻疹は、寒冷蕁麻疹とは真逆に体を温めることで起こる蕁麻疹のことを言います。 寒い冬に暖かいお風呂に入った時に起こりやすいのが特徴で、寒冷蕁麻疹と同じく冬に多く見られます。 温熱蕁麻疹の対処法 温熱蕁麻疹は、自然と痒みも症状も治まるので特段対処する必要はありません。 但し、お風呂に入るたびに蕁麻疹が出てしまう、痒みが強くて掻きすぎてしまうといった場合には、皮膚科を受診し抗ヒスタミン薬などを処方してもらいましょう。 コリン性蕁麻疹 コリン性蕁麻疹は、まだメカニズムがはっきりとは解明されていない蕁麻疹です。 体が温まり、汗をかくことでその部位に蕁麻疹が出来るというのがコリン性蕁麻疹の症状なのですが、発汗に関与する「アセチルコリン」という物質が原因であるという説と、自分の汗にアレルギー症状を起こしているという二つの説が有力となっています。 痒みだけではなくチリチリとした痛みを感じることもあり、手のひらや足の裏にはできないという特徴を持ちます。 コリン性蕁麻疹の対処法 コリン性蕁麻疹によるかゆみが辛い時には、患部を冷やすようにしましょう。 また、汗をかくことで蕁麻疹が出てしまいますから、なるべく汗をかかないように気を付ける必要があります。 入浴時は湯船につからずシャワーだけで済ませる、汗をかくような香辛料は摂取しないなど工夫しましょう。 日光蕁麻疹 太陽の光を浴びることで蕁麻疹が出来てしまうのが日光蕁麻疹です。 こちらも発生のメカニズムははっきりと解明されていません。 特に春から夏の日差しが多い時期に発生しやすく、日光に当たってから10分程度という短い時間で蕁麻疹が出来ます。 蕁麻疹が出来ても、日光の当たらない場所に移動するとすぐに消えるというのも日光蕁麻疹の特徴です。 日光蕁麻疹の対処法 日光蕁麻疹が出来たら、すぐに日陰や屋内など日差しの当たらない場所に移動しましょう。 かゆみが特に強い場合には、患部を冷やすことで症状が和らぎますので、冷やしたタオルなどを当てて様子を見てください。 日光蕁麻疹の場合には、日焼けを予防するクリームなどは効果が有りませんので、日光蕁麻疹かもしれないと感じたら皮膚科にて治療を受けるようにしましょう。 接触蕁麻疹 接触蕁麻疹とは、一般的にかぶれが原因となって起こる蕁麻疹のことを言います。 接触蕁麻疹にはアレルギー性のものと刺激性のものとがあり、それぞれ原因となる物質に触れることで蕁麻疹が出来てしまうのです。 接触蕁麻疹の対処法 接触蕁麻疹の場合には、原因となるものに触れないことが一番の対処法となる為、まずは病院で原因物質を特定する必要があります。 その他対症療法として抗ヒスタミン薬やステロイド剤が用いられることとなります。 感染症蕁麻疹 感染症を原因として発生する蕁麻疹を感染症蕁麻疹と呼びます。 この蕁麻疹は、抗ヒスタミン薬やステロイド剤は全く効果がなく、下痢や発熱といった症状が見られるのが特徴です。 これには感染症を引き起こす病原菌に対するアレルギー反応であるという説がありますが、まだはっきりとしたメカニズムは解明されていません。 感染症蕁麻疹の対処法 感染症蕁麻疹の場合には、上で説明した通り抗ヒスタミン薬やステロイド剤では効果がありません。 抗生剤を飲むことで症状が落ち着くことが多いようです。 また、感染症が原因ですから感染症を一日でも早く治すことが大切です。 感染症が治癒するまでは、よく体を休ませ水分をたくさん摂るようにして下さい。 薬疹 薬疹とは、服用する薬を原因として発生する蕁麻疹のことを言います。 薬疹の原因となる薬は病院から処方される薬ばかりではなく、市販薬や漢方薬、サプリメントなどによって引き起こされることもあります。 症状は千差万別で、全身に蕁麻疹が出来ることもあれば、体の一部分のみにあらわれることもあります。 薬を服用してから蕁麻疹ができるまでの期間にもばらつきがある為、薬疹かどうかを素人が判断することはできません。 薬疹の対処法 薬疹になった場合には、まずどの薬が原因であるのかを突き止める必要があります。 但し、この検査はとても慎重に行う必要があり、症状が重い場合には検査のために入院する場合もあるようです。 原因となるものが解ったら、それを除去することで対処します。 薬疹は命に関わることもある為、絶対に素人判断で勝手な行動は取らないようにして下さい。 必ず医師の診断に従いましょう。 まとめ 軽微なものから重篤なものまで、蕁麻疹には様々な種類がありましたね。 特に感染症蕁麻疹や温熱蕁麻疹、寒冷蕁麻疹などは小さな子供でもなりやすいものですので、気になる症状があればすぐに皮膚科を受診するようにして下さい。

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